マイコプラズマ肺炎の患者数が大流行だった昨年1年間の患者数をすでに超え、過去最高を記録。
マイコプラズマを主な原因とした呼吸器系の感染症で、幼児期、学童期、青年期(5歳から35歳)が中心。
患者数は最新の1週間(10月15〜21日)に600人。これまでに計1万7949人の感染報告があり、
昨年1年間の報告人数を1293人上回った。
主な症状は、乾性〜湿性の咳が長期にわたって続き、発熱、痰、のどの痛み、鼻症状などで、
初秋から冬に多発します。

エリスロマイシン(EM)、クラリスロマイシン(CAM)、アジスロマイシン(AZM)等従来の薬が
効かない耐性菌に感染する患者が増えています。感染研が今年2月に5府県約30人の入院患者が
感染した菌を調べたところ、8割が耐性菌だったという。
医療現場でも使われている不職布マスク不織布マスク クリフマスク404型(4層・活性炭入) いす...
耐性菌で発症した場合でも、従来の薬を飲めば熱は2日程度長引くが、効果はあるという。
耐性菌に効く薬、ミノサイクリン(MINO)は副作用が強い。予防策はマスクの着用や手洗いが有効。